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月別アーカイブ: 2025年4月

おたからの翔~これって査定できる?!~

こんにちは!「おたからの翔」ブログ更新担当の中西です。

 

~これって査定できる?!~

ということで、貴金属査定でよくある「これって査定できますか?」という疑問をQ&A形式で深く解説し、安心して査定に出せる知識と判断ポイントを提供します。

 

壊れてる、刻印がない、古い…それでも“価値あり”の可能性は?

「片方だけのピアス、壊れたネックレス、変色した指輪…捨てるしかないの?」
「これ、金かどうかわからないけど査定できる?」
そんなお客様の声を日々耳にする、貴金属買取の現場。

実は、“もう使えない・売れない”と思っていたものが、思いがけない高価買取になることもあるのです。


Q1:「壊れているネックレスや切れたチェーン」も査定できる?

✅ 回答:もちろん可能です。

貴金属買取では、ジュエリーとしての状態ではなく、地金としての価値=金・プラチナ・銀の重さと純度が主な評価対象です。

  • チェーンが切れていてもOK

  • 留め具が壊れていてもOK

  • デザイン性がなくてもOK

注意点:金メッキやフェイク素材の場合は買取不可のこともあるため、素材判定が必要です。


Q2:「片方だけのピアス」や「バラになったセット品」は?

✅ 回答:査定・買取OKです。

  • 片耳だけのピアスやイヤリング

  • セットだったけど一部紛失したアクセサリー

  • 宝石が取れてしまった台座だけの指輪 など

これらも重さと素材で評価します。片方だけでもK18やPt900などの刻印が確認できれば、貴金属価値として問題なしです。

ワンポイント:破損・不足のある品はまとめて持ち込むと、査定効率が上がり買取額も安定しやすいです。


Q3:「刻印がないアクセサリー」は査定できる?

✅ 回答:査定できますが、鑑定が必要です。

刻印がない場合でも、試金石・酸テスト・比重計などを使って素材判定を行います。

  • 刻印なし → 金・プラチナの可能性あり(古い品や海外製に多い)

  • 刻印あり → 必ずしも本物とは限らない(偽刻印も存在)

正確な素材鑑定が必要なため、査定士の経験と設備が整った店舗を選ぶと安心です。


Q4:「変色していたり、汚れているアクセサリー」は大丈夫?

✅ 回答:買取可能です。変色や汚れは減額にはなりにくいです。

貴金属は化学的に安定しており、表面の変色(酸化や硫化など)はクリーニングで除去可能。そのため、

  • 黒ずんだシルバー

  • くすんだ金製品

  • 汚れが付着したプラチナ

でも、素材が本物であれば問題なく買取対象になります。

メッキ製品や合金の場合は除外されることがありますが、判断は無料査定で確認可能です。


Q5:「これは金かプラチナか分からない…」という品も査定できる?

✅ 回答:可能です。まずは無料の素材判定を。

専門店では、このような素材の特定が行われます

  • 試金石&酸テスト:表面を削って反応を見る

  • 比重測定:素材の密度で金属を判断

  • 蛍光X線分析器(XRF):非破壊で組成を測定(対応店舗のみ)

不安な場合は「査定だけでもOK」の店舗に持ち込んでみましょう。査定後にキャンセルしても無料の業者も多いです。


Q6:「金歯」「工業用金属」「コイン」「記念メダル」なども対象になる?

✅ 回答:対象になります。ただし条件あり。

品目 査定の可否・ポイント
金歯(デンタルゴールド) 買取可。純度が不明なため検査必要
記念金貨・メダル 金の品位(K24など)により可
工業用金属(端材・配線) 専門業者向け。一般買取店では難しいことも
海外の金製品 刻印や比重で判断。金の含有量次第

金歯や工業用金属は一般のアクセサリーとは扱いが異なるため、買取対応可能か事前確認を。


✅「えっ、こんなものまで?!」と思う品でも、まずは相談を!

貴金属の価値は、「キレイ・整っている・高級そう」といった見た目だけでは判断できません
むしろ、壊れている・古い・バラバラなものでも、“素材”として価値を持っているのです。


こんなものも、査定可能です(例)

  • 片方だけのピアス

  • 切れたネックレス

  • デザインが古い指輪

  • 変色した金製品

  • 刻印のないアクセサリー

  • 工芸用の金属片・金歯・メダル

「これってダメだろうな…」と決めつけずに、まずは査定へ!


ワンポイントアドバイス:お客様におすすめの持ち込み前チェック

チェック項目 内容
素材が不明 刻印を探す or 店舗で素材判定を依頼
壊れている まとめて査定で効率アップ
金額が不安 複数店での相見積もりも検討OK
売るか迷っている 「査定だけ」でも問題なし!

 

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おたからの翔~ポイント~

こんにちは!「おたからの翔」ブログ更新担当の中西です。

 

~ポイント~

ということで、貴金属買取業における査定時の重要ポイントをプロの視点で深く解説します。

 

信頼と適正価格を支える“プロの目利き”の技術

金・プラチナ・銀・ジュエリー・ブランドアクセサリー…。
近年、金価格の高騰と共に注目を集める「貴金属の買取市場」。
その中で重要な役割を担っているのが、査定士による“正確な査定”です。

査定とは、単に「重さ×相場」で決まるものではありません。
その裏には、鑑定眼、最新相場の把握、素材の見極め、刻印や状態の判断、真贋(しんがん)チェックといった多層的な判断プロセスがあります。


🔍 査定とは「価値の本質を見抜く仕事」

貴金属の査定は、「単純な重量測定」ではありません。
査定士には次のような複合的なスキルが求められます

  • 正確な素材判定(純度・混合金属の有無)

  • 製品の状態評価(キズ・変形・石の欠損)

  • 需要やブランド価値の見極め

  • 買取時の相場・手数料・加工費の把握

📌 査定の結果ひとつで、お客様の信頼を得られるかどうかが決まります。


✅ 貴金属査定時の基本確認ポイント

1. 【素材判定】本当に「金」か?「プラチナ」か?

  • 刻印確認(K18, Pt900, SILVER 925など)

  • 刻印があっても偽造の可能性あり → 比重計や試金石、酸によるテストで検証

  • 混合金(ホワイトゴールドなど)は判別が難しいため、経験と道具の両方が必要

📌 買取価格は「純度(品位)」で大きく変動
例:K24(純金)とK18(金75%)では1gあたり数千円の差


2. 【重量測定】正確な計量が査定のベース

  • 電子天秤で小数第2位まで測定(ジュエリーは軽量でも高価)

  • 金と他素材の石・金具・メッキ部分を除いた正味重量を見極める必要あり

📌 石付きジュエリーは「地金部分のみ」を評価するか、デザイン価値として上乗せするかで大きく変わる


3. 【状態評価】キズ・変色・欠損も価格に影響

  • 深い傷、変形、石の欠け → 減額対象

  • 小傷や汚れはクリーニングで対応できるため、減額幅は限定的

  • ハイブランド品(Cartier、Tiffany等)は箱・証明書の有無も査定に影響


4. 【デザイン・ブランド評価】地金以上の「プレミア価値」

  • 工芸性・希少性・ブランド力がある場合はグラム査定以上の値がつく

  • アンティークジュエリーや廃番モデル → コレクター需要あり

📌 通常の金買取価格より20〜100%以上のプレミアがつく例


🛑 第3章:偽物・模造品・メッキの見抜き方

よくある偽装パターン

偽装例 見抜きポイント
メッキにK18刻印 試金石+酸反応で剥がれる
真鍮や合金に金コーティング 比重が異なる(K18:15.5前後)
石付き製品の模造ダイヤ 専用スキャナー or 照明で内部構造確認

📌 試金や比重だけでなく、機械分析(蛍光X線分析)による検査を導入している業者も増加中。


📈 最新相場と手数料の透明性

相場確認の基本

  • 金/プラチナ/銀の当日相場(日本金地金協会や田中貴金属)を確認

  • 相場は1日で数十〜百円動くこともあるため、リアルタイム価格反映が重要

査定額に含まれるもの

  • 地金買取単価 × 純度 × 重量 = 査定額(基本式)

  • そこから店舗独自の手数料・精錬費・査定料が差し引かれるケースもある

📌 消費者にとって重要なのは、「総額でいくら受け取れるか」を明確に説明できること。


📋 査定士・店舗が信頼されるための対応ポイント

  • お客様の目の前で計量・検査・査定を行う(透明性)

  • 査定根拠を数値・相場で丁寧に説明

  • 無理な買取誘導や即決圧力をかけない

  • 査定明細書を発行し、記録と証拠を残す

📌 「適正査定」は価格だけでなく、接客マナーと誠実な説明がセットになって信頼につながります。


✅ 貴金属査定とは「信用を買い取る仕事」

貴金属の査定は、ただの“ものの価値”ではなく、“信頼と安心”の提供です。
査定士は、価格だけでなく、その場の対応と専門性によって、顧客との長期的な関係を築く鍵を握っています。


🔍 査定時チェックリスト

項目 内容
刻印確認 品位・素材表記・偽装の有無
素材鑑定 試金石、酸、比重、分析機
重量測定 小数第2位まで計量、石・金具除外
状態確認 キズ・変形・破損・証明書
相場反映 当日の地金価格 × グラム計算
説明対応 査定根拠、価格内訳の丁寧な説明
記録保存 査定明細、買取伝票、写真管理

 

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